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ミルクを電気ケトルでカルキ抜きする方法や便利な機能3選!いつまで必要?選び方も解説

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ミルク用のお湯を電気ケトルでカルキ抜きする方法やあると便利な機能、カルキを抜く必要性やいつまでするのか、ポットとケトルの選び方について紹介します。

「電気ケトルでカルキって抜ける?いつまでしたらいいのかな?」「ポットとケトルどっちがカルキ抜きに便利なの?」と気になっていませんか。

悩み

  • 電気ケトルでカルキ除去の方法が知りたい
  • カルキ抜きって必要?
  • いつまでした方がいいの?
  • ミルク作りでは、電気ポットとケトルどっちを選べばいいんだろう

たしかに、電気ケトルでのカルキ抜きのことを詳しく知ってスムーズにミルク作りをしたいですよね。

そこで、カルキ除去の方法やその必要性、調乳が便利になるおすすめ家電製品などについて調べてみました。

この記事でわかること

  • 電気ケトルでカルキ抜きをする方法と便利な機能
  • カルキ抜きが必要な理由
  • カルキ抜きのやめ時
  • 電気ポットとケトルどっちが向いているか、選び方

赤ちゃんのミルクを安心してスムーズに作りたいあなたへ、詳しく説明していきます。

ミルクを電気ケトルでカルキ抜きする方法と便利機能3つ

電気ケトルでのカルキ抜きは、専用機能を使ったり沸騰を繰り返したりするなど3つの方法があり、温度管理などの機能があるものを使えばさらに便利になります。

カルキを抜く手段

  • カルキ抜き機能付きのケトルを使う
  • 10分以上、沸騰を繰り返す
  • 浄水器と併用する

電気ケトルは沸騰すると自動で電源オフするものがほとんどです。

しかし、水道水に含まれるカルキを抜くためには、10分以上の煮沸をする必要があるため一般的な電気ケトルでは機能が不十分な場合があります。

他にも、調乳にピッタリの便利な機能も紹介したいと思います。

赤ちゃんが泣くと焦るから、サッと調乳できるのも大事なポイントよね。

赤ちゃんの調乳で気になるのは「水道水に含まれるカルキの問題」と「効率よくスムーズにミルクが作れるか」ということですよね。

そこで取り入れたいのは、便利な機能付きのケトルの使用です。

便利な機能

  • カルキ抜き機能
  • 一定温度に保つ機能
  • 安全機能

これらの機能を持った電気ケトルだけでなく、電気ポットも紹介していくので、活用することできっと調乳のハードルがグッと下がりますよ。

方法①カルキ抜き機能付きのケトルを使う

カルキ抜き機能を持った電気ケトルを使用すれば、水道水をセットすると自動でカルキを除去してくれるので、安心して調乳ができます。

カルキ抜き機能を持ったケトルの場合、沸騰しても電源が切れずに加熱を継続するため、効率的にカルキ除去をしてくれます。

「カルキ抜きのみしてくれるもの」と「カルキを抜いた後に保温もするもの」など商品によって機能は様々です。

「カルキ抜き」と「保温」機能があるとうれしいな。

方法②沸騰を繰り返して煮沸を10分以上行う

カルキを抜く機能がない電気ケトルの場合、10分以上の沸騰を繰り返せばカルキは抜けますが、手間がかかります。

電気ケトルのカルキの抜き方

  1. 水道水をケトルに入れる
  2. 沸騰させる
  3. お湯が沸騰し電源オフになった後、再沸騰を数回くり返す(10分程度が目安)

水道水に含まれるカルキは5分程度の煮沸で除去できるとされていますが、カルキと水の成分の化合物で発がん性があるトリハロメタンの除去には10分以上の煮沸が必要です。

だから、10分以上の煮沸が必要なのね。

方法③浄水器と併用してカルキ除去する

蛇口取り付け型やポット型、据え置き型などの浄水器を併用することでカルキが除けるので、一般的な電気ケトルでも調乳用のお湯を作ることができます。

タイプ 特徴
蛇口取り付け型 蛇口に直接取り付けるタイプ
コンパクトで手軽
カートリッジの交換頻度が短いものもある
ポット型 ポットに水を入れてフィルターで濾(こ)すタイプ
そのまま飲用水として冷蔵庫に入れて保管できる
フィルターの交換頻度が短め
据え置き型 蛇口につなぎ本体機器で浄化するタイプ
浄水機能が高く、フィルター交換頻度も低い
キッチン台などに設置場所が必要

家庭の浄水の使用頻度や用途、スペースなどで選ぶと良いでしょう。

浄水器やフィルター交換のコストもふまえて、取り入れるか考えましょう。

調乳に便利な機能はカルキ抜きや温度設定など3つ

赤ちゃんのミルクを作るために便利な機能が備わった電気ケトルや電気ポットを使用すれば、スムーズに調乳できます。

便利な機能 特徴
カルキ抜き 沸騰するだけでなく、カルキを除去してくれる機能
温度設定 調乳に適した70℃など、設定した温度で保温する機能
安全性 「蒸気レス」や本体に触っても熱くない「二重構造」など安全に配慮した機能

「サッと調乳したい」という視点に立った時にあると便利な機能です。

新生児期などは昼夜問わず調乳するので、70℃保温はありがたい機能です。

安全性が高いものは、やけどなどのリスクが下がって安心ね。

私は赤ちゃんが泣いている時の調乳で焦ってしまい、熱いケトルを触ってやけどをしたので熱さを感じない「二重構造」のケトルを選べば良かったと後悔しました。

他にも節電機能や洗いやすさ、容量などあなたの使い方に合わせて必要な機能を絞って選ぶと価格も抑えられて経済的ですよ。

おすすめ①温活ZENはカルキ抜き搭載ケトル

「温活ZEN」はカルキ抜きモードが搭載されているので、セットすれば10分間沸騰させた後に、設定温度に変更すればミルクに適したお湯がキープできます。

温活ZEN
容量 0.4~1.3L
サイズ(cm) 横15.8×縦16.4×高さ26
機能 カルキ抜きモード・温度設定・スタートタイマー
価格(税込) 16500円(楽天市場にて2024年9月10日調査時のもの)

2024年8月末に新発売された商品です。

1℃単位で自由に温度設定できるので、季節に合わせて変えるなど、微調整ができますよ。

おすすめ②象印の優湯生は節約配慮のポット

象印「優湯生」は、まほうびん構造をしているので保温機能が高く、電気代を抑えて温度管理ができます。

象印・優湯生・CV-GC22/30/40
容量 2.2L 3.0L 4.0L
沸騰時間(満水時) 約19分 約24分 約31分
サイズ(cm) 幅22×奥行29.5×高さ26 幅22×奥行29.5×高さ30 幅22×奥行29.5×高さ35
機能 カルキ除去・98~70℃の5段階温度設定・蒸気セーブ・転倒湯漏れ防止
価格(税込) 11351円 12359円 14126円

価格は楽天市場にて2024年9月10日のもの

用途に応じて選べる3タイプの容量は、家族の人数やミルク以外の用途などを考えると良いでしょう。

月齢にもよりますが、赤ちゃんが飲むミルクの量は1日800mL~1L前後です。

1度沸かして保温をしておけばいつでもお湯が使えるのは、電気ポットのメリット。

2時間操作しない時は自動で省エネモードに切り替えて消費電力を抑える機能もあり、その場合は70℃に保温されるので調乳には丁度いい機能ですね。

操作パネルの文字も大きくわかりやすい!

もちろん、沸騰すればカルキ除去もしてくれるので、安心して調乳できますよ。

おすすめ③タイガー蒸気レスとく子さんは洗練されたポット

タイガーVE電気まほうびん「蒸気レスとく子さん」は、蒸気を外に出さない構造で置き場所を選ばないうえ、給湯量が表示されるので調乳しやすくなります。

タイガー・蒸気レスVE電気まほうびん・PIM-G220/G300
容量 2.2L 3.0L
沸騰時間(満水時) 約24分 約31分
サイズ(cm) 幅21.8×奥行30.8×高さ27.9 幅21.8×奥行30.8×高さ31.9
機能 お湯計量・98~70℃の5段階温度設定保温・蒸気レス・転倒湯漏れ防止
価格(税込) 21780円 22880円

価格は楽天市場にて2024年9月10日のもの

安全機能の自動ロックを解除する時に注ぐお湯の量を調整できるので、調乳で湯量を確認しながらの場合は「ゆっくり給湯」など場面に応じて変えられます。

見た目がシンプルでスタイリッシュでかっこいいね!

蒸気レスなので、沸騰時の湯気でやけどの心配も減り、置き場所も湯気や湿気を気にせず置けるので自由度があがります。

ミルクのカルキ抜きは必要?メリットとデメリット

そもそも、水道水のカルキを抜くことって赤ちゃんに必要なの?

調乳に使用する水道水はカルキ抜きすると未熟な赤ちゃんの体調不良を避けられる一方、カルキを抜いた水は衛生面で取り扱いに注意が必要です。

日本の水道水に含まれるカルキの濃度は、人体に害を及ぼさない範囲で管理されています。

ただし、生まれたばかりの赤ちゃんは、消化器官がまだ未熟なため、カルキの影響で下痢などを起こす可能性があります。

そこで安全対策としてカルキ抜きをすることが推奨されているのです。

万が一、赤ちゃんが水道水をそのまま飲んでも、大きな問題になることはほぼありませんよ。

水道水をそのまま飲んで、下痢の症状や機嫌が悪いといった「いつもと違う変化」が見られた時は医療機関への相談をおすすめします。

安全対策のためにするなら、そこまで神経質にならなくても大丈夫かもね。

メリットは安全性の向上と風味の改善

カルキを抜いた場合、安全性の向上や独特のニオイが消えるためミルクの飲みが良くなるといったメリットがあります。

メリット

  • 安全性の向上
  • カルキ臭が無くなり風味がよくなる

カルキ抜きをすることで、先ほど述べたようにカルキやトリハロメタンなどによるリスクが避けられます。

赤ちゃんの調乳には70℃程度のお湯で作ることが推奨されています。

理由は粉ミルク中に含まれている可能性のある、サカザキ菌やサルモネラ菌などを殺菌する目的があります。

衛生面から調乳後は2時間以内に使用するようにしましょう。

他には、カルキを抜くことで独特のニオイが無くなるのでミルクの風味も良くなります。

デメリットは手間と衛生面での管理が必要なこと

カルキ抜きは、「手間がかかること」と殺菌作用が無くなり、雑菌が増えやすくなるため「温度管理が必要」といったデメリットがあります。

デメリット

  • 時間と手間がかかる
  • 保存ができない
  • 温度管理が必要

まず、カルキを抜くための時間や手間、加熱のための電気代などのコストがかかります。

手間を省くためにも、カルキ抜き機能がある電気ケトルは便利ですね。

一般的な雑菌が繁殖しやすい20~50℃の温度帯を避け、ミルクを作る70℃以上または冷蔵庫で10℃以下の保存がおすすめです。

ペットボトルのミネラルウォーターも開栓した後は空気中の雑菌混入により劣化が進むので、常温なら1日以内、冷蔵庫保存なら2~3日以内に使い切りましょう。

ミルクのカルキ抜きはいつまで?離乳食を目安にする

赤ちゃんの離乳食を始める6カ月~1歳前後までは、消化器官や免疫力の発達の面からもミルク用のお湯はカルキ抜きをした方が安心です。

「いつまで」という明確なルールはありませんが、離乳食が始まり赤ちゃんの発達と共に消化器官の能力が上がる頃には、徐々にカルキ抜きをやめる家庭が多いようです。

赤ちゃんの様子を見ながらすすめていくと良いですよ。

口コミの中には「3歳頃までカルキ抜きをしていた」との声もあり、親の安心感の要素も大きいと感じました。

いつまで続けるか、やめ時がわからないと迷う場合は、かかりつけ医に相談するのも納得感が得られるのでおすすめです。

わが家は1歳半頃。子どもが活発になり、気にしていられなくなりました。

カルキ抜きをやめてしまっても、ミルク作りでは一度煮沸した70℃程度のお湯を使うようにしましょう。

ミルクはポットとケトルどっちを使う?用途と選び方

1日に何度もミルクを作るなら、カルキ除去した状態で適温に保温できるポットが使いやすいですが、混合授乳など頻度が少ないならすぐに沸くケトルがおすすめです。

電気ポットと電気ケトルどっちがおすすめかまとめてみました。

電気ポットがおすすめタイプ 電気ケトルがおすすめタイプ
  • 1日に何度も調乳する
  • 夜中もミルク作りをする
  • いつでも70℃で使えるお湯を準備したい
  • 母乳が多く、いつミルクを作るかわからない
  • スピーディにお湯を沸かしたい
  • お湯は必要な時に必要な分だけ使いたい

調乳の頻度を中心に、他の用途などを考えて選ぶと良いでしょう。

私は母乳よりの混合だったので、ケトルと浄水器を併用していました。

200mL程度のお湯なら、電気ケトルでは60~90秒程度ですぐに沸かせるため「たまにミルクを飲む」という場合はケトルで問題ありません。

しかし、カルキ抜きは短時間ではできないので、カルキ除去機能付きの電気ケトルや浄水器と併用するなど対策が必要になります。

ミルク用のお湯は沸騰したてではなく、70℃位まで冷まして使うことが推奨されています。

冷ます方法は冷水に浸す、流水に当てるなどありますが、高温からだと時間がかかるので、冷蔵庫で冷やした湯冷ましなどを混ぜて調整できるようにしておきましょう。

ポットとケトルの違いが分かれば選びやすくなる

電気ポットとケトルって何が違うの?

ポットとケトルどっちもお湯を沸かすための電化製品ですが、機能がそれぞれ異なるため、用途に合わせて選ぶと失敗しにくくなります。

2製品は形状や容量、沸騰時間などいくつか違いがあります。


  電気ポット 電気ケトル
形状 設置したまま使う やかんのような形状で持ち運び使用できる
容量 2~5Lと大容量 1L前後
1L沸騰時間 約6~8分 約5分
保温機能 沸かしたお湯を長時間保温できる 沸騰後は保温機能が無いものが多い
保温しても60分程度と短い
電気代 保温機能を使用するため電気代が高くなる傾向 短時間で沸かすだけなので比較的安く済む

一般的な電気ポットと電気ケトルの違いなので、個々の商品によっては例外の機能もあります。

電気ポットにも「省エネモード」のような沸騰をしないまま、設定した温度で保温する機能があるので使用の際は確認しましょう。

機能や特徴がわかれば選びやすくなりますね!

私は調乳の頻度は少ないから、保温機能付きの電気ケトルにします!

まとめ

  • 電気ケトルでのカルキ抜きは、専用機能を使ったり煮沸を繰り返したりするなど3つの方法があり、ケトルに温度設定などの機能があるものを使えば便利になる
  • ミルク作りに使用する水道水はカルキ抜きすると未熟な赤ちゃんの体調不良を避けられる一方、カルキを抜いた水は衛生面で取り扱いに注意が必要になる
  • 赤ちゃんの離乳食を始める6カ月~1歳前後までは、消化器官や免疫力の発達の面からもカルキを抜いた方が安心
  • ポットとケトルどっちにするかは、1日に何度も調乳するならミルク用のお湯が保温できるポット、頻度が少ないならすぐに沸くケトルがおすすめ

電気ケトルでミルク用のカルキ抜きをする方法や便利な機能の備わった商品、カルキ除去の必要性やいつまで行うか、ポットとケトルどっちが良いか選び方を紹介しました。

ミルク作りは、最初は手間や焦りから「カルキ抜きが大変!いつまですればいいの?」と感じても、あなたに合った方法や商品を使えば負担なく作れるようになります。

この記事が少しでもあなたの育児の役に立てばうれしいです。

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