エラストマーまな板のデメリットとメリット、安全性の高さやおすすめ商品、漂白の仕方について紹介します。
「エラストマーまな板が気になっているけれど、いまいちメリットが分からない」と購入するか悩んでいませんか。
悩み
- エラストマーまな板の特徴を知りたい
- 菌が繁殖しないかなど衛生面が心配
- どれを選べばいいのか分からない
- まな板は漂白できるの?
たしかに、素材そのものの特徴や安全性が把握できていないと、なかなか買おうとは思えませんよね。
そこで、エラストマー素材の特徴や衛生的に使えるのかを詳しく調べてみました。
この記事でわかること
- エラストマーまな板のデメリット3つとメリット5つ
- エラストマー素材の安全性
- おすすめ商品3つ
- まな板の漂白方法と汚れの防ぎ方
エラストマーまな板のデメリットとメリット、安全性の高さやおすすめ商品、漂白の仕方についてさらに詳しく紹介していきます。
「まな板で一番大切にしたいのは衛生面!」というあなたにおすすめなのが「アイメディア 耐熱エラストマー」です。
深い傷がつくとそこから雑菌が繁殖してしまいますが、弾性のあるエラストマー素材なので、復元力により傷を修復してくれます。
水はけが良く乾きやすいのも、衛生的に使えるポイントです。アイボリーなどおしゃれな4色展開で、お気に入りが見つかりますよ♪
エラストマーまな板のデメリット3つとメリット5つ
エラストマーまな板は熱に弱いなどデメリットが3つ、刃当たりが優しいなどメリットが5つあります。
それぞれについて簡単にまとめました。
デメリット
- 熱に弱い
- 重くて扱いにくい
- 切った食材を移しにくい
重くてすべりにくいと、フライパンなどに食材を移すとき不便ですね。
しかし、木やプラスチックのいいとこ取りともいえる利点があります。
メリット
- 刃当たりが優しい
- 手に負担がかかりにくい
- 傷がつきにくい
- すべりにくく安定感がある
- 水はけがよい
木のように刃を傷めにくい上に、水はけが良くお手入れしやすいのは嬉しいですね。
しかし、エラストマーという名前はあまり耳にしないのではないでしょうか。
そもそもどんな素材か分からない…ゴムとは違うの?
まな板に使われているものは、ゴムとは別の性質を持っています。
実は「エラストマー」とひとくちに言っても「熱可塑(かそ)性」と「熱硬化性」を持つものに分かれます。
熱可塑性 | 熱硬化性(ゴム) | |
---|---|---|
加熱による変化 | 軟化 | 硬化 |
重量 | ゴムより軽い | 重い |
再成形 | 可能 | 不可 |
コスト | 低い | 高い |
弾力性 | あり | あり |
どちらも弾性はありますが、別の性質を持っていますね。
なるほど、ゴムもエラストマーに含まれるけど、性質は違うんだ!
ゴム同様弾性を持ち、より軽く低コストな熱可塑性のものがまな板に使われています。
毎日のように使うものだから、じっくり見極めたいな。
そんなあなたに、デメリットとメリットを詳しく紹介します。
デメリット①熱に弱く変形や変色しやすい
熱に弱い素材なので、鍋やフライパンを熱いまま置いてしまうと変形や変色してしまう可能性があります。
キッチンが狭いから、つい置きたくなっちゃうんだよね…。
調理したばかりのお肉を切る場合も注意が必要です。
熱で表面が溶けると、まな板として使えなくなってしまいます。
熱いものを置くときは、ぬらしたふきんや切り開いた牛乳パックをまな板の上に乗せておくと変形や変色を防げますよ。
デメリット②重いので動かしにくい
木製やプラスチック製と比較すると重いので、動かしにくいです。
私も使っていますが、他の素材と比べるとたしかに重いです。
しかし、片手で持ち上げられるくらいなので、さほど苦になっていません。
逆に、その重さのおかげでまな板がグラついたりズレたりせず、安定感があって扱いやすいですよ。
食材をスムーズに切れるので、むしろメリットといえますね。
デメリット③切った食材を移しにくい
すべりにくい素材のため、切った食材をフライパンなどに移しづらいです。
野菜やお肉を切ったあと、まな板を傾けて包丁で一気にフライパンや鍋に投入するとラクですよね。
しかし、エラストマー素材だと包丁を横に動かしにくいですし、食材もなかなか落ちていってくれません…。
食材を切ったら、トレーに分けておくと調理中に手間取りませんよ!
少量であれば、包丁と手ですくって移せます。
すべりにくいのは、切っているときに安定感があるとも捉えられます。
急いで速く包丁を動かしてもズレないので、ストレスなく使えますよ♪
メリット①刃あたりが優しく包丁が長持ち
弾力性があり刃あたりが優しいので、包丁が刃こぼれを起こしにくく長持ちします。
かぼちゃなど固いものを切るときは、つい包丁に体重をかけてしまいますよね。
表面が硬いプラスチックのような素材は、刃が当たったときの衝撃でダメージを受けてしまいます。
エラストマー素材は弾力性に富んでいて、クッションのように受け止めてくれるので刃を傷めにくいですよ♪
包丁にも優しいのは嬉しいな!
メリット②手に負担がかかりにくい
切り心地が柔らかく、手に負担がかかりにくいので食材を一度にたくさん切っても疲れにくいです。
個人的に「料理は火にかける前の準備が大仕事」だと思っています(笑)
カット野菜がスーパーやコンビニで売られているのも納得ですよね。
「野菜を切るのは疲れるし、面倒くさいな」と感じがちですが、まな板を変えてからは切り心地が良く楽しさも感じます♪
ちょうど腱鞘炎になった時期に使い始めましたが、手首に響きませんでした!
「野菜を摂りたいけれど包丁を使うのは苦手。でもカット野菜は高い…」というあなたにもおすすめですよ。
メリット③復元力があり傷がついてもすぐ修復
弾力性がある素材のため、包丁の刃が当たって傷がついても復元力ですぐに修復します。
表面に深い傷がついてしまうと、そこに菌が繁殖しやすくなります。
菌は目に見えないし、食中毒を起こす可能性もあって怖い…。
どれだけ清潔に保とうと意識してお手入れしていても、傷を見つけると不安になりますよね。
木やプラスチックにはない、エラストマーならではの復元力で修復され、傷が残りにくいので安心です。
メリット④すべりにくく安定感抜群
グリップ力と適度な重さがあるため、すべりにくく安定して食材を切れます。
「急いで包丁をトントンと動かしていると、まな板がどんどんズレていった…。」ということ、ありますよね。
エラストマーはすべりにくいので、ズレたり落としたりしにくいです。
子どもに使わせるときも、ひっくり返りにくそうで安心!
調理中に心配なケガのリスクも減らせそうですね♪
メリット⑤水はけが良く速乾性がある
水を吸収しない素材なので、水はけが良く、洗って立てかけておけばすぐに乾きます。
木製だと刃に優しいなどメリットは多いですが、吸水性が高く乾きにくいですよね。
乾きにくいと洗ってすぐ使いたいときに不便ですし、衛生面も不安が残ります。
しかし、速乾性に優れているエラストマーであればその心配はありません。
洗剤を流したそばから乾いていくのを実感できますよ!
ここまでエラストマーまな板の特徴を紹介しました。
ぜひ購入時の参考にしてくださいね。
エラストマーまな板は安全性が高く衛生的に使える
まな板は口に入るものを扱うから、衛生面が気になる…。
エラストマーまな板は深い傷がつきにくく水はけが良いですし、お手入れも簡単なので衛生的に使えて、安全性が高いです。
食中毒や感染性胃腸炎の起こりやすい時期はもちろん、毎日自炊をしていると「食の安全性」は気になりますよね。
我が家には小さい子どもがいるので、気をつけていても不安は尽きません。
料理するときの必須アイテムともいえるまな板は、清潔な状態を保ちたいものです。
でも、使っていると傷が増えるし、お手入れが面倒で後回しにしちゃう…。
たしかに、プラスチック製だと傷がつきやすいですし、木製は乾きにくいうえ、漂白剤が使えずお手入れが手間ですよね。
そんなデメリットを解決してくれるのが、エラストマー製のまな板です。
手間をかけずに清潔な状態を保てるので「家事はできるだけラクに済ませたい」というあなたのおうちでも活躍してくれますよ!
エラストマーまな板が衛生的に使える理由4つ
食洗機使用や熱湯消毒ができるものが多い、漂白剤が使えるなど、衛生的に使える理由は4つあります。
衛生的に使える理由
- 食洗機使用や熱湯消毒が可能なものが多い
- 漂白剤が使える
- 傷がつきにくい
- 速乾性が高い
とても扱いやすいのに、簡単にお手入れできるのは便利ですね。
たくさんの家事をこなさなければならない状況だと、少しでも手間を省きたいので助かります。
エラストマーって熱に弱いんじゃなかったっけ?
耐熱温度が100℃以上で、食洗機や熱湯消毒に対応しているものも多いですよ♪
たんぱく質の汚れは熱で固まるので、お湯をかけたり食洗機で洗ったりする前に落としておきましょう。
もし耐熱温度が低く熱湯消毒ができなくても、漂白剤が使えるのでお手軽に除菌できますよ。
エラストマーまな板は、傷がつきにくく水はけが良いので菌が繁殖しにくく、除菌も簡単にできることが分かりました。
安全性の高い素材なんだね。安心して使えそう!
エラストマーまな板のおすすめ3選
D型で奥行きがありゆったり使える「アイメディア 耐熱エラストマー」などおすすめ商品が3つあります。
種類がたくさんあって、どれがいいか迷っちゃうな。
形や耐熱温度、機能性など商品によって様々なので、あなたのキッチンや好みに合わせて選べますよ。
商品名 | サイズ (横×縦×厚さ) | 重さ | 形 | 色 | 耐熱温度 | 価格 (税込、特に記載がなければ送料無料) |
---|---|---|---|---|---|---|
アイメディア 耐熱エラストマー | S 300mm×260mm×4mm L 350mm×290mm×5mm | S 310g L 530g | D型 | ブラック アイボリー グレー グレージュ(Lのみ) | 130℃ | S ¥2530 L ¥3190 |
HANAKO エラストマーカッティングボード | S 240mm×215mm×5mm L 340mm×290mm×6mm | S 200g L 457g | D型 | ブラック グレー オフホワイト | 130℃ | S ¥3080 L ¥4400 |
h tag カッティングマット | SS 150mm×300mm×3mm S 300mm×400mm×3mm L 400mm×400mm×3mm | SS 120g S 320g L 425g | 長方形 (折りたたみ可能) | ブラック | 60℃ | SS ¥2530 (送料+200円) S ¥4180 L ¥4840 |
あなたにぴったりのエラストマーまな板を使えば、時々面倒だなと感じてしまう料理も楽しくなること間違いなしです!
それぞれの特徴を詳しく紹介します。
アイメディアの耐熱エラストマーは広々使えるD型
比較的お手頃な「アイメディア 耐熱エラストマー」はD型で広々使えるうえ、表面に抗菌加工が施されていて衛生面も安心です。
長方形が定番ですが、最近はかまぼこの断面に似ているD型のものも増えていますよね。
D型は、奥が丸くなっているので切った食材を置いておくスペースがあります。
手前はまっすぐなので、調理台のラインにぴったりフィットしますよ。
キッチンが狭くて困っていたんだけど、これならスペースを有効活用できそう!
長方形と円形のいいとこ取りですね!
また、Sサイズは3色、Lサイズは4色とカラーバリエーションが豊富です。
アイボリーを使っていますが、汚れに気づきやすく見た目もおしゃれでお気に入りです♪
好きな色を選べば、料理が楽しくなりそうですね!
耐熱温度は130℃と食洗機が使用でき、抗菌加工もされているのに3000円台とお手頃です。
「まずは一度使ってみよう!」と購入し使っているうちに、素晴らしい相棒になっているかもしれませんよ!
HANAKOのエラストマーカッティングボードは抗菌剤入り
「HANAKO エラストマーカッティングボード」は素材に抗菌剤が練り込まれていて、雑菌が繁殖しにくく衛生的に使えます。
「抗菌」と書かれている製品はよく見かけるけど、実際のところどうなの?
「抗菌」とは「製品の表面における細菌の増殖を抑制すること」であり、その基準はJIS規格で定められています。
しかし、厳格な規制は行われていないという実情があるため「SIAAマーク」という認証制度があります。
SIAAという団体が定める基準を満たした商品にのみ付けられるマークです。
このまな板はSIAAマークを取得しているので、抗菌作用を信頼できますね。
抗菌作用のある製品でも、まずは菌を発生させないことが大切なので、注意して使いましょう。
やや高価ではありますが、「SIAAマークの付いたものがいい」というあなたにおすすめの商品です。
h tagのカッティングマットは折りたたみ可能
「h tag カッティングマット」は半分に折りたためるので、まな板を洗わなくても野菜と肉を別々の面で切れます。
肉、魚と野菜は分けて切ったほうが良いと分かっていても、まな板を洗うのは面倒ですよね。
このカッティングマットは中心に折り目がついているので、開いた状態で野菜、折りたたんで肉や魚など使い分けできます。
屋外で調理していて、すぐにまな板が洗えないときも便利そう!
折りたためばコンパクトになるので、持ち運びもラクラクですね。
耐熱温度が60℃と低めなので、食洗機は低温コースのみ使用可で、熱湯消毒はできません。
キャンプなどアウトドアで使いたいときに重宝しそうな商品です。
エラストマーまな板のおすすめ商品を3つ紹介しました。
同じエラストマー素材でもそれぞれ違った魅力があるので、あなたのお気に入りを見つけてみてくださいね!
エラストマーまな板の漂白方法と汚れの防ぎ方
表面を濡らして水気を拭き取ってから使うとシミやニオイを防止でき、汚れた場合は塩素系漂白剤を使って漂白可能です。
色の濃い野菜を切ると、表面に色移りしてしまい気になりますよね。
まな板にシミがあると、使うたびに洗っているのに汚い気がして気分が下がる…。
使う前に濡らし、表面に水の膜を作っておくことで色移りしたり、ニオイがついたりするのを防げます。
私も試してみましたが、離乳食用に細かく刻んだ小松菜も色移りしませんでしたよ!
使用後に放置すると、ニオイや汚れの原因になるので早めに洗うことも大切です。
しかし、どれほど気をつけても徐々に黒ずみが出てきてしまいますよね。
エラストマー素材は塩素系漂白剤が使えるので、汚れが気になったらその都度お手入れできますよ♪
泡スプレーを吹き付けラップでフタをしたり、漂白剤を染み込ませたキッチンペーパーで包みしばらく放置したりすればキレイになります。
まな板の表面が濡れたままだと効果が薄くなってしまうので、水気を拭き取ってから使うようにしましょう。
汚れが蓄積して落ちにくくならないよう、定期的に行うと効果的ですよ。
食材のシミが気になっていましたが、漂白したら目立たなくなりました!
「どうしても汚れがキレイにならない!」という場合はまな板の表面を削る方法もあります。
しかし、削るとどんどん薄くなってしまうので、何年も使って深い傷やこびりついた汚れがある場合にやってみてください。
エラストマーまな板は忙しくてもお手入れしやすいので、こまめに漂白や熱湯消毒をして衛生的に使えますね!
まとめ
- エラストマーまな板のデメリットは熱に弱いなど3つ、メリットは刃あたりが優しいなど5つある
- 傷がつきにくく水はけが良いエラストマー素材は、衛生的に使えて安全性が高い
- D型で広々使えて抗菌加工もされているアイメディアなど、おすすめ商品は3つある
- 水で濡らしてから使うことで色移りやニオイが防止でき、汚れが気になるときは塩素系漂白剤を使って落とせる
エラストマーまな板のデメリットとメリット、安全性の高さやおすすめ商品、漂白の仕方について紹介しました。
包丁と手どちらにも優しく切り心地が良いうえに、熱湯消毒や漂白ができて、デメリット以上にメリットが大きい製品ですね。
食の安全性を守りながらお手軽に使えるエラストマーまな板をぜひ使ってみてくださいね。
「刃あたりが優しく手も疲れにくいまな板がほしい!」というあなたには「アイメディア 耐熱エラストマー」がおすすめです!
プラスチックは硬く手や刃に響きますが、弾力のあるエラストマーは切るときの衝撃を吸収し、刃こぼれしにくく柔らかい切り心地です。
木のまな板のような使い心地なのに、速乾性に優れ漂白剤でのお手入れができ、衛生的に使えます♪耐熱温度は130℃で、食洗機対応です!