アレクサでKindleの本を読み上げる方法とおすすめ機能5つ、他の無料で朗読を聴く方法と再生がうまくできない場合の解決策についてご紹介します。
忙しくてゆっくり本を読む時間を確保できないからアレクサに読み上げてもらいたいけれど、やり方がよく分からないと悩んでいませんか?
悩み
- Kindleの本を読む時間がない
- 音声読み上げ機能を使いこなせない
- 音声読み上げを使いたいが、できれば無料がいい
- 本の読み上げがうまくできない
たしかに、いつでもどこでも読書をできるようにKindleで電子書籍を購入したのに、読むことができていないなのはもったいないですよね。
そこで、アレクサでKindleの本を読み上げてもらう方法や便利な機能、他の無料で利用できる朗読、読み上げができないときの解決策について調べてみました。
この記事でわかること
- アレクサでKindleの読み上げる方法3つ
- Kindleの読み上げ以外でおすすめの機能5つ
- Kindleのほかに無料で読み上げられる方法2つ
- 読み上げできないときの解決策5つ
アレクサでKindleの本を読み上げてもらう方法や便利な機能、Kindle以外の無料で利用できる朗読、上手くできないときの解決策についてさらに詳しくご紹介していきます。
アレクサにはたくさんのモデルがありますが、時計も一緒に表示してくれるこちらの「Eco Dot with clock」第五世代モデルがおすすめですよ♪
これを使えば話しかけるだけで読み上げが可能なので、お料理中やお風呂にゆっくり浸かっているときなど、重宝する場面がたくさんあります。
可愛らしいフォルムなのでインテリアとしても使えますし、スケジュール管理や音楽の再生など機能が豊富なので、ご家庭に一台あるだけでも生活グレードがアップしますよ!
アレクサでKindle読み上げは可能!操作方法3つ
アレクサアプリとKindleで購入済みの電子書籍があれば、スマホでも無料で本を読み上げてもらう「聴く読書」を楽しむことができます。
読書というと、日々のやるべきことを終わらせたあとに、ゆっくり座って集中できる時間がないとできないイメージがありませんか?
「Kindleで本を読みたいけれど、なかなか時間がとれない…」
「作業しながら本の内容を聴きたい…」
そんなあなたにおすすめなのが、アレクサの音声読み上げ機能を使ってKindleの本を読んでもらうことです。
Kindleをアレクサに読み上げてもらえば、読書のためだけの時間を確保することが難しくても、何かをしながら耳を傾けるだけで良い忙しいあなたに最適な読書になります!
テキスト読み上げ機能TTSを有効にする
アレクサでのKindleの読み上げは、本の詳細欄を確認しテキスト読み上げ機能「TTS(Text-to-speech)」が有効であれば可能です。
確認する方法はとても簡単。
Kindleの本の詳細欄でテキスト読み上げ機能「TTS(Text-to-speech)」が有効であるかどうか確認します。
TTSに対応していない本はコミックや写真集、雑誌など絵や写真がメインの本が多いです。
読みたい本がTTSに対応していることが確認できたら、早速アレクサにKindleの本を読み上げてもらいましょう。
アプリの経由でライブラリから聴くこと
iphoneなどにアレクサアプリをダウンロードし、アレクサ経由でKindleライブラリを開くと読み上げ機能を使うことができます。
読み上げの手順
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アレクサアプリを立ち上げ、Kindleライブラリを開く
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Kindleライブラリの一覧から本を選択
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再生するデバイスを選択し、再生
まず、アレクサアプリを立ち上げてメニューにある「再生」を選択。
するとKindle内の電子書籍一覧がKindleライブラリに表示されます。
Kindleライブラリの中からアレクサに読み上げてほしい本を選択すると、再生先のデバイスを選択する画面が出るので「このデバイス」を選択すると再生が始まります。
アレクサアプリを開いて操作するだけでよいので、本が開けないときに重宝しそうですね!
酔いやすくて電車で本が読めない人も、アレクサに読み上げてもらえるなら酔わずに読者が可能ですよ。
アレクサに話しかける音声操作を使う
音声操作を利用、つまりアレクサに話しかけることでKindleの本を読み上げてもらうこともできます。
アレクサアプリを開いた状態で「アレクサ、○○○(本のタイトル)を読んで」と話しかけるだけ。
そうするとKindle本の読み上げが始まります。
アレクサアプリと連携したAmazon echoを使えば、Kindleの本の読み上げをスピーカーから聞いたり、話しかけて操作したりすることも可能です。
家事で両手がふさがっていることが多い私にとっては、話しかけるだけで本を読んでもらえるのは嬉しいです。
アレクサでKindleを使うおすすめ機能5選!
アレクサはKindleの本を読み上げてくれるだけではなく、話しかけるだけで読み上げ速度や音量を変えたり、早送りや巻き戻しをしたりするなどおすすめの機能が5つあります。
話しかけるだけ!アレクサのおすすめ機能
- 読み上げ速度を7段階で変えられる
- 最初から読み上げ、読み上げ場所の指定ができる
- 読み上げの音量を調整できる
- 早送りや巻戻しに対応している
- タイマーを設定し自動で読み上げを止めてくれる
これらの機能を使うことで、より快適にアレクサの読み上げを利用することができます!
操作をせず話しかけるだけで好きな本を読み上げてもらえるので、寝る前の読書にも最適ですよ。
どれも簡単に使うことができるので、ぜひ試してみてくださいね。
アレクサの読み上げ速度は7段階で変えられる
アレクサの読み上げ速度は0.5〜2倍の7段階で変更可能です。
アレクサの読み上げ速度7段階
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0.5倍
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0.75倍
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0.9倍
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1倍 (通常)
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1.25倍
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1.5倍
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2倍
速度を調整したいときは「アレクサ、もう少しゆっくり(早く)読んで」「アレクサ、◯倍で読んで」と言えばOKです。
手がふさがっていても、話しかけるだけで簡単に好きな音量に調整できるのはラクですよね。
数値を指定しなかった場合は、1段階ゆっくり(または速く)なります。
数値の指定は、聞き間違いが起きやすいので1段階ずつ調整する方法がおすすめです。
倍速で再生すればとても効率的な読書をすることができます。
最初から読み上げたり読んでほしい場所を指定したりできる
Kindleの本は基本的に読んでいたページから再生されますが、アレクサに話しかけることで最初から読み上げてもらったり、読む場所を指定したりすることも可能です。
「アレクサ、最初から読んで」と話しかけると、最初からKindle本を再生してくれます。
また特定の章を聴きたいときは、Kindleの本の中にある章を指定して読み上げてもらうこともできます。
ページをめくって読みたいところを探す必要がないので、時短になって嬉しいですね。
しばらく読んでいない本を最初から読みたいとき、本の一部分だけ読みたいときに便利な機能です。
読み上げの音量調整も話しかけるだけでできる
アレクサの読み上げの音量を調整したいときは、アレクサに話しかけることでボリュームを上げたり下げたりすることができます。
「アレクサ、音量を上げて(下げて)」「アレクサ、大きい(小さい)声で読んで」と言えばOK。
話しかけるごとに、読み上げの音量が1段階変化します。
調理や食器洗いをしていると、意外と音が大きくて会話やテレビの音が聞こえないなんてことがありますよね。
アレクサに本を読んでもらいながら家事をしていたら、アレクサの声が全然聞こえない!となったときに便利ですね♪
聞き逃しても大丈夫!早送りや巻戻しの機能あり
読み上げの途中でも、アレクサに話しかけるだけで早送りや巻き戻しをすることも可能です。
「ここは前に読んだからいいな」「今のところ聞き逃しちゃった!もう1回!」ということもありますよね。
私もよく別の作業に夢中で聞き逃します…。
そんなときは「アレクサ、早送り(巻き戻し)して」「アレクサ、前に戻って(次に進んで)」と話しかけましょう。
すると、30秒ずつ戻ったり進んだりしてくれます。
「◯秒戻って」という指示も可能なので、聞き逃したところに戻るのも簡単です。
作業の途中で聞き逃してしまっても、話しかけるだけで巻き戻しができるのは嬉しいですね!
寝る前の読書にはタイマー機能が役に立つ
アレクサにあらかじめ止めてほしい時間を伝えておけば、その時間になると読み上げを自動で止めてくれます。
就寝する直前の時間を利用して読書をしたいときにおすすめの機能です。
電子書籍はとても便利ですが、寝る前にブルーライトを浴びてしまうと目がさえてしまって眠れなくなったり、眠りが浅くなってしまうのが心配ですよね。
アレクサに本を読み上げてもらえばブルーライトの心配は解消できますし、タイマー機能を活用すれば自分で止める必要もないのが嬉しいですね♪
アレクサで本読み上げが無料!ピーボとAudibleでもできる
無料でアレクサによる本読み上げを利用する方法はKindleの他に、アレクサスキル「ピーボ」での絵本の読み聞かせとAudibleの2つがあります。
無料で利用できる本読み上げ
- アレクサアプリを操作してKindleの本を開く
- アレクサに話しかけてKindleの本を読み上げてもらう
- アレクサスキル「ピーボ」での絵本の読み聞かせ
- アレクサにAudibleで本読み上げをしてもらう
「Kindleの本読み上げの方法は分かったけれど、他にアレクサを使って無料で本を聴くことはできないの?」
そんなあなたに、アレクサスキル「ピーボ」とオーディオブック「Audible」をご紹介します。
Kindleで電子書籍を購入しなくても、気軽にアレクサの本読み上げが利用できます♪
絵本が聴けるアレクサスキル!ピーボ
ピーボというアレクサスキルを使えば、絵本作家によるオリジナル絵本や、名作の昔話絵本をの読み聞かせを無料で利用できます。
絵本の読み聞かせをピーボで聴きたいときは、「アレクサ、ピーボを開いて」と話しかけると起動します。
どんな絵本が良いか思いつかないときは「アレクサ、ピーボで◯歳」「アレクサ、ピーボで〇〇(車など好きなジャンル)」と話しかけるだけでもOK。
年齢や好きなジャンルに合わせておすすめの本を探して読み聞かせをしてくれます。
どうしても手が離せないことがあって子どもと遊べない…というときに活用できそうですね!
Audibleならプロの音声で本を聴くことが可能
オーディオブック「Audible(月額税込1,500円、無料期間あり)」では、プロによる朗読を聴き放題で、アレクサに話しかけるだけで再生可能です。
Audibleの本読み上げは「アレクサ、Audibleで本を読んで」と話しかけると利用できます。
アレクサの読み上げ音声には機械的な独特のイントネーションがあり、漢字の読み間違いも時々あります。
個人的には、AIが読んでいることを考えれば音声に関しては十分かなと感じますが、漢字の読み間違いは聞きながらフフッとなってしまいます(笑)
まずはKindleを利用して、プロの朗読を聴きたいと思ったらAudibleに切り替えても良いかもしれません。
アレクサでKindle読み上げができない!解決策5つ
Kindle本の読み上げがうまくできないときは「Kindleアプリとアレクサアプリを最新の状態にする」や「端末の再起動」など5つの解決策があります。
アレクサに本を読んでもらおう!と話しかけても再生されないとしょんぼりしますし、解決に時間がかかってしまうと困りますよね。
Kindle読み上げができないときの解決策
- Kindleとアレクサのアプリを最新の状態にする
- Wi-Fi等の通信環境を整えてから読み上げをする
- 端末を再起動してからアレクサアプリを開く
- 一旦アレクサアプリからログアウトし再ログインする
- アプリを一度削除し再インストールする
アプリを最新の状態にしたり、再起動したりなどどの方法も数分でアレクサで読み上げができるように改善できますよ。
時間を有効活用するために読み上げを利用したいのに、なかなかトラブルが解決できないと本末転倒なので、解決策をご紹介します。
簡単な順番に対処法をご紹介するので、読み上げができないときに試してみてくださいね!
Kindleとアレクサのアプリを最新の状態にする
本の読み上げがうまくできないときは、アプリストアでKindleとアレクサのアプリ情報を見て更新がないか確認し、あったらアプリの更新をします。
私はアプリの更新をWi-Fi下でするように設定しているので、気がつけばアプリの更新がたまっていることが…。
Kindleやアレクサに限らずですが、アプリは細々とした修正が頻繁にされていますよね。
意外と気がつかないポイントなので、まずはアプリの更新をおすすめします。
Wi-Fi等の通信環境を整えてから読み上げをする
通信が不安定だとアプリがうまく動作しないので、本の読み上げがうまくできないときは、Wi-Fi等を確認して通信環境を整えましょう。
外出先で弱めのフリーWi-Fiを拾ってしまうと途端にスマホのアプリが使えないこと、よくありますよね。
Wi-Fiを確認して強いWi-Fiにつなぐか、Wi-Fi自体を切ってしまうのがおすすめです。
おうちでアレクサの読み上げを使っていても、Wi-Fiのルーターの調子が悪くなって通信が遅くなることがあります…。
我が家でも時々アプリが機能しなくなりますが、Wi-Fiルーターの電源を切り、再起動すると復活することが多いです。
特にアレクサやKindleだけでなく、他のアプリも調子が悪いときは通信の影響かもしれません。
端末を再起動してからアレクサアプリを開く
アプリの更新もした、通信環境も大丈夫…それでも読み上げできないというときに試していただきたいのは、端末の再起動。
パソコンのシャットダウンが面倒で、スリープ状態にしておいて使っていると、重くなって使えなくなることありませんか?
面倒くさがりな私はしょっちゅうです(笑)
パソコンが重くなったときに再起動するとサクサク動くようになりますよね。
スマホやタブレットも同じで、再起動してリセットすることでアプリが正常に動いてくれます。
3分ほどかかりますが、効果的な方法です。
一旦アレクサアプリからログアウトし再ログイン
本の読み上げがうまくできないときは、アレクサアプリの「設定」からサインアウトを選びログアウトして、ログインし直すと改善できることがあります。
再ログインするとき、AmazonのIDやパスワードが必要になるので、忘れてしまった場合はあらかじめ確認や再設定をしておくとよいでしょう。
ログアウトするとアレクサで設定したものはまた設定し直さないといけないの?と思いますよね。
Amazonアカウントで設定が保存されているので、設定し直さなくても再ログインすればログアウト前の設定が引き継がれます。
アプリを一度削除して再インストールする
本の読み上げがうまくできないときは、アレクサやKindleのアプリをアンインストールしたあと、もう一度インストールしてログインし直す方法もあります。
アプリを入れなおす方法は、手数が多い上に時間がかかってしまうので他の方法を試してもうまくいかなかった場合に試してみることがおすすめです。
私も試してみましたが、再ログイン後もアンインストールする前の続きから読み上げができました!
アプリをアンインストールするとログアウトされますが、その場合でもログアウト前の状態が保たれているので安心してください。
ただし、IDとパスワードが必要なので確認や再設定は事前にしておく必要があります。
まとめ
- アレクサアプリとKindleで購入済みの電子書籍があれば、スマホでも無料で本を読み上げてもらえる
- アレクサはKindleの読み上げだけではなく、話しかけるだけで速度や音量を変えるなどおすすめの機能が5つもある
- Kindleの他に、ピーボによる絵本の読み聞かせやAudibleでもアレクサの本読み上げが無料で利用できる
- 読み上げができないときはアレクサやKindleのアプリの更新、通信の安定化や端末の再起動など5つの解決策がある
アレクサを利用したKindle等での本読み上げ方法、おすすめ機能、できないときの解決策をご紹介してきました。
仕事、家事、育児や趣味に忙しいタイパ(タイムパフォーマンス)重視の現代人にはピッタリの読書法です。
ぜひ、こちらでご紹介したことを実践してより便利で楽しい読書ライフを送ってくださいね。
アレクサをまだ買われていない方におすすめなのが、この「Eco Dot wtih clock」第五世代モデルがおすすめです。可愛らしい円型なので、インテリアとしても使えますよ♪
アレクサアプリと連携したAmazon Echoを使えば、話しかけるだけですぐにKindleの読み上げが可能です。
Kindleを読み上げる機能以外にも、料理中のタイマー設定やスケジュール管理などの機能もあるので、一つ持っておくだけで生活の導線が短くなります。